YAKURI DENTAL CLINIC

ホーチミンと日本人と歯周病とタバコ

歯周病にとってタバコは大きな影響を及ぼします。もちろん歯周病だけでなく、喫煙者はがん、心臓病、脳卒中、肺気腫、喘息などの病気にもかかりやすいのです。さらにはこれらの病気の進行を早めてしまいます。たばこには3大有害物質である「ニコチン」、「タール」、「一酸化炭素」をはじめとして約4000種類以上の化学物質そして200種類以上の有害物質、さらには70種類以上の発がん性物質が含まれています。

最近のデータによると、一般敵にタバコを吸う人は、タバコを吸わない人に比べ、約3倍も歯周病にかかりやすく、また2倍以上も多く歯を失っているという報告があります。

このようにタバコにはまさしく「百害あって一利なし」といえるでしょう。

歯周病にとって歯の周りの歯周組織を破壊してタバコからの歯周病「喫煙関連性歯周炎」へとなります。

ホーチミンと日本のタバコ事情

日本に比べずいぶんと多く喫煙者がいると思います。日本では価格の影響か健康志向なのか年々喫煙者は減ってきてると思いますがホーチミンでは日本人も含めベトナム人も多くの喫煙者が見られます。

ある調査では、ベトナム人男性の喫煙率は47%以上、女性の喫煙率は約1.5%で、毎年4万人が喫煙による疾患で死亡している。ベトナムは他の国と比べて、富裕層より貧困層の喫煙率が高い傾向があるということである。

それに比べ日本での2016年の喫煙率を調べますと成人男性の平均喫煙率は29.7%、成人女性の平均喫煙率は9.7%でした。成人男性の喫煙率は、減少し続けていますが、諸外国と比べると、未だ高い状況にあり、約1500万人が喫煙していると推定されます。

喫煙者の歯周病の特徴

喫煙者の歯周病の特徴として「炎症症状が少ない」ということがあげられます。決して良い意味ではなく、歯周病はあまり症状が表には現れないままジワジワと進行することが多いのです。その歯周病の症状のなかでも「歯茎の腫れ」や「ブラッシング時の出血」は比較的自分で気づきやすい症状なのですが、喫煙者の歯周病ではこれらの症状が現れにくく気づきにくいということになります。

具体的な喫煙者の歯周病の特徴

タバコが影響を及ぼす歯の周りの歯周組織がどのような影響を受けているのか挙げてみました。

1.歯茎のメラニン色素の沈着

2.歯肉の炎症での出血の減少

3.歯肉辺縁部の線維性肥厚

4.根分岐部病変の増加

5.重度歯周病が多い

など臨床的に見ても様々な症状として表れて歯周病の悪化させることとなっています。

歯周病とタバコとホーチミンのやくり歯科

歯周病になっていなくても、たばこを吸っていると歯周病へのリスクが高くなり、逆に禁煙すると歯周病へのリスクが下がることを考えるとホーチミンのやくり歯科では、歯周病を予防するためにも禁煙することをオススメしております。

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有賀 智哉

愛知学院大学歯学部 卒業 USC 南カルフォルニア大学歯学部客員研究員      一般歯科から小児矯正歯科、インプラントと様々なお悩みをお気軽にご相談ください。